BRASIL YOPI VIDA

ブラジル生活のあれこれ

ブラジル マタニティー生活②

前回は妊娠初期について書きました。

今回は妊娠中期(segundo trimestre)14〜26週までを書いていきたいと思います。中期は悪阻も途中で終わり、性別確定のエコーもありでなんだかワクワクの妊娠中期でしたが検査とかが少なかったせいかわりと暇な期間だった気がします。

それでは振り返っていきたいと思います!

20週

中期に入ってから少しずつお腹も出てきて悪阻もだいぶ落ち着き、妊娠初期最後の検診から1ヶ月後の妊娠17週に検診がありました。

検診から毎回胎児の心拍の確認と子宮底長の長さを測ります。心拍の確認は聞こえるまでドキドキするけど聞こえた瞬間にいつもホッとしていました。20週以降から心拍の確認と子宮底長の長さに加え内診(exame de toque)で子宮口の硬さや閉まっているか等を見ます。

20週のときに2回目のmorfologicaがあり3Dエコーと性別確定診断をしました。念願の3Dエコーでしたが残念ながら恥ずかしがり屋なのか顔を隠していました。

 

私は夫にジェンダーリビールをすると決めていたので先生に「夫には内緒で、私にだけ性別教えてね」と伝えたら「え?逆じゃないの?」と驚かれました(笑)

ブラジルでは夫だけに性別を伝えて妻にサプライズでジェンダーリビールパーティーをするのが普通らしいです。

ジェンダーリビール

先ほども書いたようにブラジルでジェンダーリビール(Chá de Revelação)をするときは夫の方が妻に内緒で性別を聞いて夫主催で家族、親戚、友達を呼んでジェンダーリビールパーティーをするのが主流だそうです。我が家はパーティーを主催するのがあまり好きじゃないのでささやかに夫と義家族だけにジェンダーリビールおにぎりをしました!

4つ子じゃないよ!

 

糖負荷テスト

25週に糖負荷テスト(teste de tolerância à glicose)がありました。妊娠糖尿病かどうかを調べる検査です。これはSUS適用外だったので30レアルほどかかりました。

12時間の断食をして朝一番にラボで採血をします。最初は何もせずに空腹で採血。その後すぐにブドウ糖の甘い飲み物を飲み1時間後と2時間後に1回ずつ採血をしました。

薬臭い甘い飲み物という感じで美味しくはないです...むしろ吐くかと思った...

ブラジルでは2歳児のストローマグにガラナを入れて飲み物を飲ませるぐらい、糖分摂取がすごい国です。

ですが、血糖値の基準値がわりと厳しいです。通常の検査でも血糖値は標準値は99mg/dlまでで私は一度血糖値で医者に注意されたこともあります。

糖負荷テストも空腹時92mg/dl、1時間後180mg/dl、2時間後155mg/dlです。(検査機関によって数値は若干違うかも!)

体重管理

ブラジルの妊娠中の体重管理はゆるめです。

妊娠したことを日本の母から体重管理はしっかりしなさいと口すっぱく言われました。色々検索しててもやはり日本のサイトを見てると1ヶ月に1キロ、妊娠期間トータル10キロ程度までと書いてあるのが多かった気がします。(妊娠前の体重によりますが)

悪阻が落ち着いてから食べられる喜びが爆発して悪阻で減った体重はすぐ戻りさらに1ヶ月2キロペースで体重が増えてきました。さすがにやばいと思っていましたが、担当医からは「1ヶ月で2.5キロまで太っていいよ!でも妊娠期間トータル12キロまでに抑えて欲しいな」と言われました。1ヶ月のペースはゆるい割に最終体重は厳しくない?実際1ヶ月で3キロ増えたこともありましたが特に何も言われなかったです。

ブラジルは体の大きい方が多いからっていうのもあるのかな?

どっちにしても体重が増え過ぎても妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の危険があるので気を付けるべきですね。

 

まとめ

妊娠中期は初期に比べて検査も少ないので時間が経つのが長く感じるかもしれません。また悪阻が治ってくる人も多いかと思います。ブラジルの体重管理はあまり厳しくないですが食べられる喜びでついつい食べ過ぎてしまうかもしれませんが血糖値の基準値は厳しいし妊娠糖尿病等のリスクもあるので食事には気をつけましょう。1ヶ月で3キロ太ったお前が言うなって感じですが...

性別がわかったら、盛大にジェンダーリビールパーティーをするのでも夫婦、家族だけでささやかに発表するのでもどちらでも良い思い出になると思います!素敵なアイディアで周りを驚かせてみては?