妊娠初期、中期を経てやっと後期にきました!
妊娠後期(terceiro trimestre)は27週〜40、41週になります。
後期はとにかく尿意がやばい!腹も重い!何をしても息切れする!ですが、いよいよ終盤です。
最後の検査
出産前最後の検査はGBS検査(B型連鎖球菌検査)と妊娠初期に行ったクイックテスト (teste rápido)をします。
GBS検査は綿棒で膣の入り口と肛門周辺の検体を採取するのでポルトガル語で通称exame de cotonete(綿棒検査)と言います。
この検査で陽性が出ると普通分娩だと赤ちゃんに感染症の危険があるので、帝王切開でしか出産できません。
無事に陰性だったので安心しました。
後期のエコーと検診
妊娠初期に2回、中期に1回にエコーを診療所とは別の病院でやってもらいました。後期は30週あたりで1回、36週以降に1回あります。
妊娠後期のエコーはSUS適用なので診療所で行います。最低限の検査なので15分ほどで終わります。時間は短いですが顔とか見せてくれました。
ちなみに31週に1835gだったのが38週に3300gを超えていました!成長スピード恐るべし!
妊娠後期に入っても36週までは1ヶ月に1度で36週から生まれるまで1週間に1度になります。
36週以降は心拍数、内診をしてしっかり確認していきます。
36週には子宮口が1センチ開いていましたが、そこからはなかなか変わらずただただひたすらお腹の重さに耐えて生まれてくるのを待ちました。41週までに産まれなかったら誘発分娩になるとのことでした。
出産レポートはまた別の記事で書こうと思います。
妊娠中に飲んだ薬とサプリメント
妊娠中は悪阻から始まり、貧血、胃もたれなどのマイナートラブルに見舞われました。実は妊娠中期には軽症の方でしたが夫婦でコロナウィルスにもかかってしまいました。
また妊娠中は必要なビタミンがたくさんあるのでサプリメントも飲むように指示されました。
妊娠中は色々飲める薬は制限されますが、それでも妊婦が飲める薬はありました。私が妊娠中に飲んだ薬を紹介していこうと思います。
あくまで私が医師から処方されたもの、指示されたものです。必ず医師の指示に従ってください。
・Paracetamol
・DraminB6・Proctyl
Paracetamol
解熱鎮痛剤です。ブラジルでの解熱鎮痛剤はタイレノール、パラセタモールを処方されることがほとんどです。処方箋なしでも購入することができます。
コロナウィルスのワクチンの副反応で熱が出た時も、コロナにかかった時もこの薬を飲んでいました。
DraminB6
これは主に目眩を抑える薬です。ですが担当医には悪阻の吐きどめ代わりに服用するように指示されました。
吐きづわりがひどかったので飲んでいましたが、水でも吐いてしまうぐらいだったのであまり効果は感じられませんでした。(笑)
Proctyl(写真撮り忘れました!)
これは塗り薬です。痔の。
はい、お恥ずかしながら妊娠中便秘を繰り返し痔になってしまいました。なんなら産後の今も繰り返しております...辛い...
・Ofolato
・Neutrofer・Materna
(写真ありません!)
Ofolato
葉酸のサプリメントです。妊娠初期のみ胎児の成長を安定させるために飲むように言われました。
Neutrofer 300mg
鉄分のサプリメントです。血液検査で毎回ヘモグロビンの数値が足りず貧血対策で飲むように言われました。産後も最低1ヶ月は飲み続けるように言われました。鉄分は便を硬くしてしまうので便秘の原因にもなりました。もどかしい
Materna
葉酸や色々なビタミンが入ったマルチビタミンサプリメントです。妊娠中期から産後1ヶ月まで飲むように言われました。
常備されている薬局が少なくて手に入れにくい印象でした。一時期は全国的に在庫がなく全く買えないときもありました。
まとめ
妊娠期間は様々なマイナートラブルがあったり、免疫力がとても下がっているので簡単に風邪を引いたりします。実際に私もコロナにさらっと罹り熱と尋常じゃない喉の痛みに苦しみましたが飲める薬があるのは助かりました。悪阻があまりにひどい場合はSUSで点滴を打つこともできます!
妊娠後期に入っても臨月までは特に検診の回数などは変わりませんでした。なので、臨月に入る前に赤ちゃんが生まれた後に必要な出生届の提出の準備などをしておくことをおすすめします。