BRASIL YOPI VIDA

ブラジル生活のあれこれ

ブラジル 運転免許取得 学科試験

こんにちは、よぴです!前回運転免許取得のための手続きの話を書きました。今回は絶対に必要なかった学科試験について書いていこうと思います。(恨み節)

 

学科試験

免許の切り替えには学科試験免除で技能試験のみだと思っていました。ですが私の住んでいる町のCFCは切り替えでも学科の授業を規定コマ数を受けるか学科試験に合格するかが必要だそうです。CFC・DETRANによっては不要というところも、必要というところもあるそうなので確認してみてね!私はどうしても納得できなくて

(まじで受けたくなくて)3回ぐらい確認したら「しつこいわ!受けろ!」って怒られました。

 

そしてその時はちょうどコロナ禍で学科の授業が行われておらず、自分で勉強して学科試験に合格するのみでした。他に逃げ道はありません。自力でポル語で勉強!ギャー

友達に聞いたらめっちゃ笑顔で「大丈夫!私3回学科落ちたから!」と言われました。ブラジル人でもそんなに落ちるのやばくない難しくない?無理すぎない?

とにかく勉強するしかないのでCFCでテキストと問題集を30レアルほどで購入。夫がどっちも持ってると言ってましたが10年も前のもので道交法がかなり変わっているとのことで新しく買うことに。

左が教本 右が問題集

試験を受けるタイミングはいつでも良いし、無理そうだったら電話くれればいつでも試験日延ばして良いと言われたのでとりあえず1ヶ月後を予約。落ちたら受かるまで何度も受けなければなりません。しかも毎回試験料40レアルも払わないといけない!絶対落ちたくなかったので1ヶ月間、久しぶりに真剣に勉強しました。

教本の内容

教本の中身は5つのカテゴリーに分かれています。

道路交通法(LEGISLAÇÃO DE TRÂNSITO)

・運転と防衛(DIREÇÃO DEFENSIVA)

・乗り物の仕組み(FUNCIONAMENTO DO VEÍCULO)

・環境と社会生活(MEIO AMBIENTE E CONVÍVIO SOCIAL)

・救護(PRIMEIRO SOCORROS)

カテゴリーを読むごとに問題集をやっていましたが難しい。問題の意味をすぐ理解するのもむずい、そして何より答案は○×ではなく5択です。選択肢もしっかり読まないといけない。問題が分かっても選択肢で何を言ってるのかわからないっていうのも多々ありました。見たことない語彙が大量に出てきて辞書を駆使しそれでもわからない場合は夫や義家族に質問してました。が聞いても理解できない部分もあり脳みそが爆発しそうでした!

勉強していて一番難しかったのは道路交通法。ブラジルの交通システム、免許のカテゴリー、ナンバープレートの種類、標識、道の種類、違反のレベル、罰則等々。

違反については違反の重さも4つに分かれていて違反によってもらう罰則もそれぞれでそれも試験に出ました。例えば「この違反は重さ1〜4レベルどれでしょうか」「この違反をするとどんな罰則をもらうでしょうか」などなど。罰則も色々あって違反ポイントだけもらう、罰金(×n)、免停、免許取り消しなどなど。

この違反をしたら罰則どれでしょう!で5択。無理ゲーすぎて模擬でもここらへんほぼ勘で答えてた気がします。(というか全部)でも日本の学科と似たような部分も結構あるので言葉すら分かればなんとかなるかなと思いました。

 

問題集に模擬試験があるので最後の1週間はそれを何度も解いたり、インターネットにも模擬問題が結構あったのでそれを満点取れるまで何度も解いていました。

インターネットでは「simulado teorica detran 〇〇(州のアルファベット)」で検索するとたくさん問題が出てきます。

 

学科試験当日

学科試験の日は特に持ち物もなく手ぶらでCFCへ行きました。受付を済ませたらPCのある部屋に連れて行かれます。その日の受験者は私だけでした。試験官に受験票を渡されたらパソコンに受験番号などを入力します。入力が終わったら試験管の合図で試験を開始します。

試験時間は45分、問題は30問。21点以上で合格です。いざ問題をやってみるとなんか模擬試験以上に難しい。というか緊張もあってかいつも読んでいた問題文と語彙が違くて何を問われているのか半分ぐらいわからない。何度も読み直して時間ギリギリで解答を送信。

15分ほどで結果が出るので受付で待機。むっちゃそわそわしたー!!結果はなんと22点!!超ギリギリ合格!うぉー!受付のおばさんと大喜び!

 

合格したら今度は技能試験です。免許切り替えで運転に自信がある場合は教習なしでも試験を受けることができます。

でもマニュアル車の運転なんて日本で免許取得以来運転してないし、なんなら教習所で当たった教官ほぼ全員に「お前は絶対延泊になる」って言われたぐらい運転下手で(死ぬ気で頑張って延泊逃れたけど)自信皆無なので教習を受けることにしました。

 

次回は愉快な技能教習と試験についてか書いていこうと思います。